かの有名な熊本の老舗喫茶店、「珈琲アロー」さんを訪ずれました。
これは私が勝手に主張している話だということをご理解の上で聞いて欲しいのですが、
世の中には「珈琲原理主義者」と呼ばれる方々がいます。
彼らは、「焙煎は焦げであり、本来の珈琲とは珈琲豆そのものの美味しさをいただくもの」つまり、焙煎は極力しない、もしくは全くしない、という立場を取るのです。普段の珈琲は、焦げの抽出液に過ぎない、と。
ここ、「珈琲アロー」さんも、全国的に有名な原理主義的お店なのです。
そういう方々は、珈琲に強いこだわりを持っているため、頑固一徹な方が、もっと言えば気難しい方が多いため、とても緊張しながら入店しました。
メニューなど店内には存在せず、1杯500円のホットコーヒーのみ。
緊張をよそに、とても気さくに話しかけてくださるマスター。
熊本弁がすごく、正直言って聞き取れないことも多かったのですが、珈琲を、そして日本国を愛していることは強く伝わってきました。
さて、ドリップです。真剣な眼差しで、すごい汗をかきながら抽出するマスター。
友人3人と行ったのですが、思わず会話をやめてしまうような剣幕でした。
せっかく行ったので、店内の写真も撮りたかったのですが、恐れ多くて、無音カメラで珈琲の写真を撮るのが精一杯でした。
珈琲アロー (コーヒー専門店 / 花畑町駅、熊本城・市役所前駅、通町筋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
<おまけ>
繁華街である上通りアーケードの入り口で、面白いものをみつけました。
通称「パル玉」というそうです。パルコの前にあるので。